ハブられても葬式だけは助けてもらえてた? [葬式]
今ではよく使うハブる、という言葉があります。
このハブるという言葉は無視するというニュアンスな意味があり
村八分のハブという言葉が語源となっています。
けれど実は村八分でも無視されないことがあったんです。
今回はその事例を紹介していきたいと思います。
かつて江戸時代において農業が盛んに行われている農村では
みんなで作業をしていたため、結束力が並外れて強く決め事も生まれました。
その中で交際十種と呼ばれる助け合う行事というものが決められていて
その中で火事と葬儀が村八分になっても助けてもらえる規律がありました。
火事と葬儀を省いた8つの共同行為が村八分の語源となっています。
なぜ火事と葬儀が例外かと言うと
人の死というものは厳粛なものであり共同体の労働力を失うものだからと
火事も村の財産を失うということで例外となっていました。
これらのことを見る限り
強いつながりとは何か規律の中に生まれるのかもしれませんね。
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