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故人をお風呂にいれる「湯灌」の技術が海を渡る [葬式]

日本人は、他の国の人よりもとりわけお風呂を好むといわれています。
特に欧米の場合は、家庭にシャワーしかないことも珍しくないそうですから、毎日きちんとお風呂を沸かしてお湯につかるのは、世界的に見ると珍しいのかもしれません。

日本では、亡くなった人に対してもお風呂に入れる「湯灌(ゆかん)」という儀式があります。
これは、故人の身体や髪を洗い清めて身支度を整える、ご遺体の殺菌・防腐処理を行うエンバーミングのひとつとして行われています。
湯灌師という専門職の方もいらっしゃるそうで、中には専用の携帯型浴槽で湯灌を行ってくれる業者もあるのだとか。

湯灌にかかる費用相場は5万円前後といわれており、決して安くはありませんが、現世での煩悩をきれいに洗い流して来世へ送り出すという宗教的な意味合いから、湯灌を希望される方もいらっしゃいます。

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高層マンションからどうやって棺桶を下ろす? [葬式]

あまり考えたくないことですが、
高層マンションに住んでいる方が亡くなった場合、
棺おけはどのように運ばれるのでしょうか???

主に東京では5階ほどのまたは高層マンションに住んでおられる人口が非常に多いですよね。

現実として葬儀屋の方が高層階から棺おけを運ぶということは
生じるわけです。

この疑問の答えは「トランク式エレベーター」というものす。

実は、5階以上のマンションには棺おけを横にして運べるように
エレベーターの奥板が外れる構造になっているんだそうです。

ダウンロード.jpg

もともと棺おけを運ぶためではなく、病人を運ぶためにそのような構造にされているんだそうですが、

棺おけも運べるということです。

大事な方が亡くなった時に、悲しみで頭の中がパニックになっているものです。
そんな時に、棺おけをどうやって下の階まで運ぶのか
なんてことを考えることは困難ですし、
考えたとしても更にストレスになるばかりですよね。

「トランク式エレベーター」、もちろん普段エレベーターに乗ったときには見えませんが、
きちんと完備されているんです。

タグ:葬式 雑学
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葬列の花輪は葬式のあとどうなる? [葬式]

お葬式の時に花輪が飾られます。

故人が会社のお偉いさんだったり、有名人だったりすると、
その花輪の数は半端ではありませんよね。

ひとりの人間の存在がいかに貴重で尊いものであるか、
また人の悲しみの深さを物語っています。

beyaz cenaze celengi.jpg

ところで、
お葬式が終った後、あの花輪たちはどうなってしまうのだろうか?とふと考えられたことありませんか?

お葬式が終ったら処分されてしまうのでしょうか???

実はその花輪は、リサイクルして使われているんだそうです。
ひとつのお葬式が終ったら、別のお葬式へと・・・

ひとつの花輪は大抵、3,4回は使い回しされているとか。
つまり、花輪は葬儀会社のリース商品なんですよね。

資源がないのに、ゴミだけは多い日本の現状を考えると
実際的な方法なのかもしれませんね。

花輪も現在社会の資源・ゴミ問題の影響を受けているようです。

タグ:葬式
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ハブられても葬式だけは助けてもらえてた? [葬式]

葬式

今ではよく使うハブる、という言葉があります。
このハブるという言葉は無視するというニュアンスな意味があり
村八分のハブという言葉が語源となっています。
けれど実は村八分でも無視されないことがあったんです。
今回はその事例を紹介していきたいと思います。

かつて江戸時代において農業が盛んに行われている農村では
みんなで作業をしていたため、結束力が並外れて強く決め事も生まれました。
その中で交際十種と呼ばれる助け合う行事というものが決められていて
その中で火事と葬儀が村八分になっても助けてもらえる規律がありました。
火事と葬儀を省いた8つの共同行為が村八分の語源となっています。

なぜ火事と葬儀が例外かと言うと
人の死というものは厳粛なものであり共同体の労働力を失うものだからと
火事も村の財産を失うということで例外となっていました。

これらのことを見る限り
強いつながりとは何か規律の中に生まれるのかもしれませんね。

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